還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

アルマーニ制服問題と田舎のマダムたち

昨日は、近くの温泉へ。 温泉もさることながら、併設されたサウナで汗をかくのがお気に入りです。 昨日は、先客の顔見知りのおばちゃんたちとたわいもないおしゃべり。 サウナで過ごす静かな時間はなかなかオツなものですが、先客さまがいらっしゃるとそうも…

プチプラファッションのセール品。身に着けるのに抵抗はありますか?

昨日、久しぶりにばったり会った同世代の友人と、少しの間お茶をすることになりました。 昨日は寒かったせいか、友人は少し厚めの白いニットに大き目のペンダント。 白がお顔によく映え、いつもより顔色も良く、元気そうでした。 「その白いニット、いいね。…

自分の考え方のクセに気づかされ、ブログの価値を考える

昨日のエントリーに、皆さんからコメントをいただき、ありがとうございました。 ある、高齢者施設で働くスタッフの悪意のない小さなウソ。 少しづつ、ウソがウソを呼びこんでいく様子に、ハラハラ。 これから、そのスタッフにとって職場が、居心地の悪い場所…

スタッフの切ない小さな嘘と甘酸っぱい思い出

スタッフといっても、友人の部下のお話しです。 高齢者施設で管理者を務める友人は、お茶をしながら、あるスタッフのことを話し始めました。 そのスタッフは、昨年高校卒業し、福祉の世界に飛び込んできました。 若さゆえに、今はまだ気が効かない。 だけど…

人は最後まで「生きたい」と本能的に願い続ける存在だと教えられています

各地で桜の開花が伝えられています。 毎年のことながら、何だかワクワクしますね。 我が母親も、有料老人ホームの居室の窓から、桜が咲くのを楽しみにしています。 「桜が咲いたら、外に出てお花見をしたい」というのが、目下の母親の願い。 ほとんど口から…

還暦女子。唐突にパンプスを履くことを決意する

突然ですが、先日、7センチヒールのパンプスを2足買いました。 最近、めっきりと物欲が後退し、欲しいものなどないと思っていたハズなのに、突然、明るい色のパンプスが欲しくなりました。 本当に唐突に。 パンプスと言えば、リタイア後は、せいぜい履いて…

「大人世代」。人生を着こなすことと、ファッションを着こなすこと。

通い介護を終え、さぁ明日は自宅へと眠りについた夜半の突然の体調の変化。 夫と私、二人同時に、なんと、ノロウイルス感染症を発症。 そういえば、具合が悪くなる30時間前に、生牡蠣と帆立のお刺身をいただいたことを思い出しましたが「後の祭り」。 幸いに…

介護にまつわる感情。「愛情と義務感」、「負担感と罪悪感」の絶妙なバランス

今日は、どんよりとした曇り空の下、歩いて父の元に行ってきました。 父の暮らす高齢者住宅まで、運動不足の解消もかねて、できるだけ歩いて行くようにしています。 時間にして片道約30分。3500歩。 スニーカーを履いてガンガン歩きます。 道すがら、行き交…

老いた父の捨て台詞。その破壊力は半端じゃなかった。

先週から実家の通い介護を続けています。 そのきっかけとなったのは、姉からのメール。 「お父さんの捨て台詞。私は、しばらく行けないかも」 相当にまいっているようでした。 常勤で勤めている姉は、この3月、年度末で多忙。 なかなか思ったように休みがと…

限られた時間だよ!「来客用」、「よそ行き」はなし!普段の生活の底上げしたい。

皆さんのお宅にも、来客用の布団や寝具、リネン類、ちょっとしたパーティー用のカトラリーやとっておきの食器が数枚はあるのではないでしょうか。 「よそ行き」と決めている少々値の張る服やバッグ、靴もお持ちのことと思います。 かくいう我が家にも、来客…

パーソナルカラー診断。長年の思いこみが解けて、肌も明るくなったかな?「ゼッタイムリ」は禁句にしよう。

少しづつ春めいてきましたね。 当地では、梅が咲き始め、日差しにも春の気配が。何となく、ウキウキ。 重いコートはそろそろ卒業。春色のスプリングコートの出番です。 そんな春の気配を感じながら、昨日は、美容院へ行ってきました。 明るい色を着てみたい…

もし、中学校の同窓会のお知らせが届いたら、出席、それとも欠席?

昨日、郵便受けに一通の往復はがきがありました。 それは、中学校の還暦同窓会のお知らせ。 「今年で中学を卒業してから45年が経ち、私たちもいよいよ60代に突入しましたね。つきましては・・」と始まる文章。 中学を卒業してから45年! 「もう、そんなに経…

定食って単品の合算よりお安い。それが思いこみだったとわかった日。

昨日は、わんこのトリミングデイ。 待ち時間に、買い物とランチを済ませるのがいつもの過ごし方です。 温かいものが食べたくて、うどんのチェーン店に入りました。 私たちが入ったのは、開店後5分ほど。 驚いたことに、もう、10人ほどの方が列をつくってお…

生きるためにどうしても描かざるを得ない。そんな人の絵をみて、生きることと芸術を考えた。

「芸術ってなぁに?」 そう子供に問いかけられたら、何て応えればいいんだろう? 自分のなかで、「芸術って何だろう?」という漠然とした問いが、ずっと昔からありました。 さて、「アール・ビュレット」という芸術のジャンルをご存知でしょうか? 既存の美…

今ごろ気づいた!大人のアイメイク、拡大鏡は必携だった。

やっと最近になって、「これはまずいでしょ!」と真面目に取り組み始めた大人のメイク。 始めたはいいけれど、そこが何しろマダム世代の辛いところ。 問題は「視力」にもありました。 小学生の頃から、視力だけは優秀だった私。 両眼ともに、1.5は下らず、眼…

男子フィギュア。選手の活躍を見た夫。20代前半にピークを迎える人生ってどうなんだろうと呟いた。

オリンピックの男子フィギュアスケート、選手の皆様の演技は、本当に圧巻でございました。 普段、フィギュアスケートをほとんどみない夫と私も、今日ばかりは、テレビの前で神妙な面持ち。 羽生、宇野両選手の演技は、息をするのも忘れそうになるほど、手に…

84歳の母。この1年で「老婆」から、お肌はツヤツヤ、ピカピカ!栄養とストレスフリーによるものか?

脳梗塞の後遺症で有料老人ホームのお世話になっている母。 嚥下がうまくいかないため、栄養は胃瘻からの経管栄養。 そんな生活が1年以上続いています。 若いころの母親は、お化粧が好きで、マッサージに励んでいた・・そんな記憶もありますが、ただ、晩年は…

大腸内視鏡検査の結果は、大学病院への紹介。こうして国民総医療費はどんどん増えていくんだな。

本日、かかりつけの消化器内科クリニックで、大腸の内視鏡検査(カメラ)を受けてきました。 実は、2年前に受けた時に、7ミリのポリープがみつかっています。 組織検査を受けたところ、過形成の良性ポリープと判明。 2年後の経過観察となりました。 今回…

毎日、何分自分の顔を見ていますか?溜息も出るけれど、せめて自分くらいは自分を見つめなくちゃと思った日

「自分を大切にしていないな」そんなことを思うこの頃。 せめて、もう少し自分を大切に扱わなくちゃと、クローゼットの整理をし、スタイリングの本を読んだりする日々。 そんななかで、じっくりと鏡のなかの自分を見つめる時間も増えました。 もう、びっくり…

胃カメラ検査。自分の胃の内側に見入ったら、何だか愛しくなってきた。

今月は、身体メンテナンス月間。 歯科検診に続き、今日は胃カメラを受けてきました。 3年前にピロリ菌を除菌。 以来、年に一度の胃カメラが必須となりました。 私は、胃カメラは「口から派」 そして、検査中は画面を食い入るように見つめます。 少々の苦痛…

ファッション誌にあった60代からの着こなし。息苦しくて何だか残念。

クローゼットの整理を機会に、何冊かのファッション関係の本を図書館で借りてみました。 ニューヨークやパリ、ミラノのマダムたちのスタイルスナップ集や、「大人の着回し」などをキーワードとするコーディネートの本。 そんななかに、60歳からの着こなしを…

クローゼットの断捨離。流行おくれのセンタープレスのパンツ、さてどうする?

昨日、クローゼットの整理が半分終わりました。 スーツとワンピースを全部引っ張りだして、もう着ないものは、潔く処分。 夫と一緒に選んだものは、一度着てみて、判定会議。 判定は、「残す」、「さよならする」の二択。 太れない体質の私。 そのどれもが、…

くたびれた自分を前に、もっと自分を大切にしなくてはと思う60歳の冬

両親の老いが目立ってきた今日この頃。 日々の関心事が、介護や看取り、そして私たち夫婦の終活などに傾いていることを痛感しています。 そんななか、自分のなかで、「少々訳アリ」の親子関係もクロースアップされ、ふと過去を振り返ることも。 そして、子ど…

「穏やかな最期、尊厳にあふれた理想の死なんてないのかも知れない」そう感じたあるドキュメンタリー

身体も心も弱っていった父親の元に通っていた時に、ふと目に止まったこちらのドキュメンタリー。 ここ数年間で、最もインパクトのある番組でした。 www.nhk-ondemand.jp 日本にまだホスピスという制度がなかった頃から先駆的に死にゆく患者さんのケアに当た…

父の生きることへの貪欲さにあっぱれ!

ご無沙汰しています。 父親の足腰の痛みがなかなか改善せず、食欲も減少。 体力も衰えて、ベッドに臥せりがちになり、寝たきりになってしまうのではないと急遽、近くにアパートを借り、通い介護を始めたのがお正月。 それから約40日が過ぎました。 通い介護…

目指すは「なんとめでたい大往生」。近くにアパートを借りて通い介護の始まりです。

本当にご無沙汰してしまいました。 先月末、「お姉さんを助けてあげて」というメッセージをいただいたのが、昨日のことのようでもあり、ずいぶん昔のようでもあり・・。 あれから、父親の体調は、下り坂。 先月29日に、腰を捻ったのが最初のサイン。 有料老…

「介護のご褒美は見送った後に残る姉妹の絆」でありたい。

昨日のエントリーに、皆さまからお心のこもったコメントをいただき、本当にありがとうございました。 yuuhinooka.hatenadiary.com ごくごく個人的な事柄に、お気持ちをお寄せくださったことに感謝でいっぱいです。 いただいたコメントは、それぞれにありがた…

父が、私に100万円くれると言いだした。報われない介護の出口はあるか

母親が脳梗塞で倒れてかれこれ1年。 高齢者サービス付き住宅で独り暮す89歳の父は、足腰も心も頭も、老化がさらに進んでいるようです。 車で30分のところに住む姉と叔母が、週に2~3度、父親を母親の暮らす有料老人ホームに連れていっています。 姉は、フ…

インスパイアされました!「いい歳して・・」は封印ね(^^♪

こちら昨日の、ココッチィさんの記事。 www.cheer-up.info ミニスカートでチアリーダーを務める滝野文子さんを紹介してくださっていました。 滝野文子さんは、85歳。 1996年、63歳でジャパンポンポンを結成し、以来、21年間チアリーダーとしてご活躍です。 …

大切な人を亡くした人にかける言葉の難しさ:乗り越えるものではなく乗り切るもの?

昨日、こんな記事が目に留まりました。 headlines.yahoo.co.jp 18トリソミーという先天性染色体異常のお子さんを出産されたお母さまとそのご主人のお話しです。 娘さんは、残念ながら68日間の命を閉じられたとのこと。 悲しみにともに生きる、その渦中にかけ…