還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

父の生きることへの貪欲さにあっぱれ!

ご無沙汰しています。

父親の足腰の痛みがなかなか改善せず、食欲も減少。

体力も衰えて、ベッドに臥せりがちになり、寝たきりになってしまうのではないと急遽、近くにアパートを借り、通い介護を始めたのがお正月。

それから約40日が過ぎました。

通い介護を始めるという記事にいただいたみなさんからのメッセージ。

とても励まされておりました。

 

さて、その父親の今の状況はというと・・。

おかげさまで、すっかり元気になりました。

元凶だった足腰の痛みも、リリカというお薬の増量によって劇的に改善。

痛みがほぼなくなるにつれて食欲も回復。

生きる意欲がみるみる戻り、車椅子生活ながら、ほぼ以前のような生活が送れるようになりました。

私もこれまでは月の半分をアパートで過ごし、両親の元に通っておりましたが、これからは、少々ペースダウンのつもりです。

 

一時は、このまま寝たきりとなり、老衰で旅立つのではないか、そんなことも頭を過りましたが、なんのなんの。

今は、うな丼の大盛りを平らげ、有料老人ホームにお世話になっている母親の元を訪れるのを楽しみに待つ毎日。

今年、90歳を迎える父親は、90歳の平均余命が4~5年と聞いて、「なんだ、あとそれだけぽっちしか生きられんのか」と不満そう。

「いや、あくまでも平均だからねぇ。100歳以上の高齢者は、全国で7万人近くいるみたいよ」と声をかけると、「そうか、そうか、7万人かぁ」と相好を崩す父。

戦前、戦中、戦後を生きて来た父親の「生きたい」という意欲・生き続けることを心の底から渇望して止まない貪欲さは、あっぱれという以外にはありません。

 

弱れば弱っただけ、気の毒で心配になるけれど、元気になればなったで正直なところ、少々うんざり。

そんな父のサポートは、どうやら年単位の長期戦になりそうです。

 

というわけで、私も以前の生活ペースに戻り、このブログも続けていきたいと思っています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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