父の生きることへの貪欲さにあっぱれ!
ご無沙汰しています。
父親の足腰の痛みがなかなか改善せず、食欲も減少。
体力も衰えて、ベッドに臥せりがちになり、寝たきりになってしまうのではないと急遽、近くにアパートを借り、通い介護を始めたのがお正月。
それから約40日が過ぎました。
通い介護を始めるという記事にいただいたみなさんからのメッセージ。
とても励まされておりました。
さて、その父親の今の状況はというと・・。
おかげさまで、すっかり元気になりました。
元凶だった足腰の痛みも、リリカというお薬の増量によって劇的に改善。
痛みがほぼなくなるにつれて食欲も回復。
生きる意欲がみるみる戻り、車椅子生活ながら、ほぼ以前のような生活が送れるようになりました。
私もこれまでは月の半分をアパートで過ごし、両親の元に通っておりましたが、これからは、少々ペースダウンのつもりです。
一時は、このまま寝たきりとなり、老衰で旅立つのではないか、そんなことも頭を過りましたが、なんのなんの。
今は、うな丼の大盛りを平らげ、有料老人ホームにお世話になっている母親の元を訪れるのを楽しみに待つ毎日。
今年、90歳を迎える父親は、90歳の平均余命が4~5年と聞いて、「なんだ、あとそれだけぽっちしか生きられんのか」と不満そう。
「いや、あくまでも平均だからねぇ。100歳以上の高齢者は、全国で7万人近くいるみたいよ」と声をかけると、「そうか、そうか、7万人かぁ」と相好を崩す父。
戦前、戦中、戦後を生きて来た父親の「生きたい」という意欲・生き続けることを心の底から渇望して止まない貪欲さは、あっぱれという以外にはありません。
弱れば弱っただけ、気の毒で心配になるけれど、元気になればなったで正直なところ、少々うんざり。
そんな父のサポートは、どうやら年単位の長期戦になりそうです。
というわけで、私も以前の生活ペースに戻り、このブログも続けていきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
目を通していただきありがとうございました。
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