還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

くたびれた自分を前に、もっと自分を大切にしなくてはと思う60歳の冬

両親の老いが目立ってきた今日この頃。

日々の関心事が、介護や看取り、そして私たち夫婦の終活などに傾いていることを痛感しています。

そんななか、自分のなかで、「少々訳アリ」の親子関係もクロースアップされ、ふと過去を振り返ることも。

そして、子どもとしての自分は、そのまま親としての自分を映し、「自分の子育てはメチャクチャだった・・」といたく反省したり。

子供のことが急に心配になったり。

気が付けば、何やら独り言をつぶやく怪しい自分になっていました。

 

最近の調べものは、もっぱら介護や看取り関連。

介護の手記や闘病記に目を通し、何があっても慌てないように両親の最期についてのイメージトレーニングも。

介護保険関連のことも、少々詳しくなってきました。

 

そんななか、あらら・・。

どうも元気が・・。

 

そこで、少し目先を変えてみようと開いたファッション関連の小さな本。

そのなかに、「あなたはどんな自分になりたいですか?」というページがありました。

・好きなブランドは?

・自分を表現する色やテンションがアガる色は?

・着てみたいテイストのファッションは?

・1年後の自分がどうなっていたい?

・着たいコーディネートの特徴は?

・なりたい自分のイメージに必要なキーワードは?

(クール・エレガント・洗練・強さ・キュート・スポーティー・アクティブ・エスニック・個性的・ワイルド・セクシー・モード・トラッド・コンサバ などなど)

 

仕事に奔走して頃は、ブランドスーツに身を包み、パンプスで臨戦体制。

ただ、リタイア後は、クローゼットのなかでひたすら冬眠状態。

冬はもっぱら防寒対策優先で、動きやすいもの、汚れても気にならず、お手入れが簡単なものという機能第一主義。しかも、ほとんどノーメイク。

装いで自分を表現するという世界から遠ざかっていたことに気づかされました。

 

考えてみれば、日々の関心は

夫とわんこ、両親、友人など、他の存在が多くを占め、肝心な自分にあまり向けられていないことを、今さらながら実感しました。

私の個性、イメージって何?私らしい装いは何?

私はどんな色が一番好きで、似合うの?

そんなことに口ごもってしまう自分を発見。

もっと言えば、ことファッションに関しては、自分は何が好きで何が嫌いなのか、自分の軸というものがこの年になっても「ない」ことに気づきました。

 

ずいぶんとくたびれてきた自分の姿を見ながら、

「ああ、もっと、自分に関心を向けてあげないとこれでは自分がかわいそう」実は、そんな気もしてきたのです。

子育て中も、頭は子どもや他の家族、仕事のことでいっぱいで、自分をずいぶんとないがしろにしてきました。

ただ、その頃は、長い人生のなかの「そういう時期」だったとも思えるのですが、還暦を迎えた今となっては、自分に残された時間はそう長くはない。

「自分にもっと関心を向け、自分を大切にすることに力を傾ける」それを自分に許してもいい時期ですね。

 

というわけで、まずはクローゼットの整理。

1年後には、

「これが私らしい、私の生き方にしっくりくる装い」だと言える自分を目指して、今日からスタートです。

 

 

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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