今ごろ気づいた!大人のアイメイク、拡大鏡は必携だった。
やっと最近になって、「これはまずいでしょ!」と真面目に取り組み始めた大人のメイク。
始めたはいいけれど、そこが何しろマダム世代の辛いところ。
問題は「視力」にもありました。
小学生の頃から、視力だけは優秀だった私。
両眼ともに、1.5は下らず、眼鏡をかけた同級生が羨ましく、若いころはずっとメガネに憧れておりました。
「いいな、眼鏡・・」そんな思いが通じたのか、40代前半から、何と!老眼一直線。
今や、何をするにも眼鏡が外せなくなりました。
眼鏡さえかけていれば、ほとんどのことは何不自由なく暮らしていますが、さてメイクをしましょうという段になって、慌てました。
老眼鏡をかけていたのでは、アイラインが引けない!
今の私の視力では、眼鏡なしでは、睫毛の生え際なんて、到底見えない!
ただでさえ、瞼に張りがなく、たるんだ瞼にアイラインを引くのはかなりの難度。
そこへもってきて、見えない・・。
仕方なく、だいたいの辺りをつけて「エイッ!」と引いてはみたものの、
夫曰く、「目の黒い線、何だかヘンだよ~」という残念極まる仕上がりに。
「ねぇ、どうやってアイラン引いてるの?やっぱり慣れかな?」
いつも目元がキリリと美しい同世代の友人に尋ねてみると、
「ちょっと、拡大鏡使ってへんのぉ??」
とそれはそれは驚いた顔。
「拡大鏡なしでは無理、ゼッタイ無理!」というのが彼女のお答えでした。
ああ、拡大鏡ねぇ・・。
夫が髭剃りの時に使っている拡大鏡。
それなら家にもあるけれどと早速試してみると、
全く見えなかった睫毛の1本1本が、ハッキリ、スッキリ、クッキリと見えるではありませんか。
アイラインも、何の問題もなく引けました。
ただこの拡大鏡。
見えすぎて、びっくり!
皺やシミ、皮膚のたるんだ様子はもちろんのこと、毛穴ひとつひとつが鮮やかにその姿を現し、なかなかにショッキング。
鏡に映るもろもろは、注視には耐えないシロモノではありますが、きっとだんだん慣れてはいくでしょう。
それにしても、なぜ今まで気づかなかったのかと、悪戦苦闘していたわが身が情けない。
拡大鏡を味方につけて、せいぜいあれやこれやと楽しみたいと思います。
我が家の拡大鏡はこんな感じでございます。
目を通していただきありがとうございました。
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