還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

ギプスからの卒業!

しばらくの間、ご無沙汰してしまいました。

ここ1週間ほどの間、何やかにやといくつかの小事件が起こり、「書く体力」は低下したまま。

時に任せて、結局今になってしまいました。

 

さてさて、いくつかの小事件。

時間が経ってみると、どれもこれも大したこともなく、ありがたくもいつも通りの日常が過ぎています。

 

そんななかでも、昨日無事にギプスが外れ、足首の固定がサポーターに降格しました。

思えば、シーネで1週間、ギプスで4週間。計5週間。

ギプスも改良されているとはいえ、やはりそれなりに重く、固いものを四六時中着けていることの拘束感はやはりストレスになります。

2~3メートルの移動も、要松葉杖。

結局、家のなかの、半径5~6メートルの範囲内で生息する日々が続き、世間とは隔絶された日々でした。

 

この間、私はお絵かき三昧。

描いた絵は、30枚余り。

依頼されていたお仕事も、完成。

見方を変えれば、それなりに充実した日々でもあり、夫は、ますます「執事力」をアップ。

お料理とアイロン以外の家事とわんこのケアを完璧にこなし、何といっても自己価値がうなぎ上り。

夫にとっても5週間という期間は、長すぎず短すぎず、ちょうどよい期間だったようです。

 

昨日のレントゲンでは、経過は良好のもよう。

ギプスによる長期の固定で足首の関節が固まってしまう方も多くいらっしゃるようですが、足の甲を反らしたり曲げたりすることも、さほど問題はなく、特にリハビリは必要ないとのこと。

あと2週間ほど松葉杖での移動が必要なようですが、その後は自立歩行もできるようになるとか。

ここでもしも転倒するようなことがあったら、再骨折もまま免れない!

油断しないようにと戒めています。

 

さてさて、人間、いつ災難がふりかかるかわからないもの。

もしも万が一、骨折によって長期間ギプスを着けることになった場合のアドバイスをいくつか。

1.ギプスをしていても、動かせる範囲内で関節や筋肉を動かしましょう。

足首を骨折した私の場合、足の指をぎゅっと曲げたりパッっと伸ばしたり、グーチョキパーの足指じゃんけんや、ギプスのなかで足首をそっと伸ばしたり曲げたりする運動をずっと続けていました。むくみも比較的早くとれ、筋肉の萎縮も最小限にできたような気がします。

 

2.ギプスを濡らさない、汚さないようにしましょう

シャワーや入浴で少しでもギプスが濡れると、「蒸れ」の原因となり、そこから痒みが発生するようです。もしも濡れてしまった場合は、ドライヤーで乾かすこと。蒸れないように、ギプスの端からドライヤーの冷風を当てるのも効果的です。

 

3.何事も「慣れ」いくものだと心得る

最初は、「4週間」というギプス生活がひどく長く感じられました。ただ、1週間が過ぎ、2週間を過ぎるあたりになると、すべてのことに慣れてぐっと楽になりました。最初はイライラしたり、落ち込んでも、だんだん慣れていきますし、期限が決まっていることですから、いつかは解放されます。「ま、そのうちに慣れていくわ」とおおらかな気持ちでいるように心がけると自分が楽になります。

 

4.好きなことに気持ちを集中する

今回のギプス生活は、お絵かきにすいぶん救われました。ギプスをしていることなんて忘れてしまうほどに好きなことに集中していると、この時間も愛おしく感じられます。読書や文章を書いたり、手芸や芸術など、こんなことがなければできない、やれなことをしてみるのも悪くはないですね。

 

外での仕事をもたない私ゆえ、ずいぶんとゆったりしたギプス生活を送りました。お勤めをしておられる方は、通勤が何といっても難所、難題。こうはいかないと思いますが、何かの参考にしていただければ幸いです。

 

目を通していただきありがとうございました。

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