還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

何だか気持ちが落ち着かない。そんな時にはお絵描きがいい。

今年も、もう4分の1が過ぎようとしていますね。

毎年この時期は、桜の開花で、うきうきする反面、冬の間に、少し時間を無駄使いしてしまったような焦りも感じます。

「あれもしたい、これもしなくちゃ」と思うものの、いまひとつエンジンがかからない。

 

さぁ!と掛け声をかけてみたものの、なかなか集中できずに、気持ちは過去に未来へと、さながら迷子。

そんな時は、瞑想が良いのかも知れませんね。

ただ、瞑想の方法が自分に合っていないのか、どうもいまひとつ効果が感じられません。

「呼吸に集中」と自分に命じるものの、フト気づくと、雑念ばかりが浮かんできて、「あらら・・」ということの繰り返し。

「呼吸に集中しなければ」と頑張ってしまい、逆に疲れてしまいます。

 

何か、「心の迷子」を「今、この時」に連れ戻せる方法があれば良いのだけれどと思いつつ、お絵かきに励んでいたら、あらあら不思議。自然に「今、この時」に集中できて、エネルギーが満ちてくるのを感じました。

私が取り組んだのは、模写。

草木や花、風景など、現実に自分の目で見て描いた方が、画力は確実につくのでしょう。

ただ、画力をつけることより、今、とにかく描くことに没頭してみたい気持ちが強く、手元にあった素材を模写してみました。

 

完成にはほど遠いのですが、今日、描いたのはこちら。

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どなたの何という作品なのかもわからぬまま、若い女性の瑞々しさに惹かれて鉛筆で描いてみました。

こうやって並べてみると、頭に巻いたスカーフの厚さ、顔や目の角度、鼻の下の長さ、フリルの襟の開き具合、左右の髪のバランスなどなど、修正箇所がいっぱい。

見ているようで見ていない。

もっと集中力、観察力を養わなければと教えられます。

 

とにかく、一生懸命見ること、観察すること、そして手を動かすこと。

100枚描けば、必ず何かが変わる。

「筋トレのように、とにかく描き続ける。話しはそれから」

そんなことをよく耳にしてきました。

 

迷子になりがちな心を落ち着かせるためにも、今年残された4分の3の時間を、もっともっと描いてみたいと思っています。

 

 

さてさて、本日から2泊3日の入院。

与えられた時間を有効に過ごすために、スケッチブックと鉛筆を持って、行ってきます!

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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