還暦からの再起動

リタイア後に田舎暮らしを始めた還暦女子。それなりの「人生の旬」を綴ります。

反省!高齢者施設の選択は、食事の質を重視すべきだった

昨日電話で、

「どうも食欲がなくてさ、普段は60キロあった体重が、昨日測ったら、54キロしかなかったんだよ」と父親

半年前に母親が倒れて長期入院中。

父親自身も転倒し、車イス生活を余儀なくされていました。

食欲不振は、心労と体調不良によるものが大きいとは思いますが、あながちそれだけでもなさそうです。

 

飯がまずい、まずくてかなわん!

両親ともに、3年前にサービス付き高齢者住宅に入居した直後から、「食事がまずい」と訴えていました。

見る限りにおいては、彩りもよく盛り付けられ、高齢者の食事としては遜色ない印象。

父親は、若いころから食いしん坊の健啖家で、「うまいものを食いたい」が口癖の人でした。

「きっと、またいつものわがままなのよ」そう姉と話していました。

しかし、ここ数か月、父親がどんどん痩せていく様子を見ていると、施設の食事内容がやはり気になってきました。

そんな時、姉が

「いや~、あれでは本当にかわいそうだわ。今日の晩御飯、かったいボソボソのピラフに、ゴミみたいなサラダ。白湯にちょっと味のついたスープ。それだけだもんね。あれじゃあ何が何でもかわいそうだわ」と電話で溜息をついていました。

 

外食では旺盛な父親の食欲

週に2~3回、姉と叔母が父親を外食に連れて行ってくれています。

今の父親のお気に入りは「鰻御膳」。

たっぷり1人前はあるうな重に、天婦羅、煮物、赤だしのついたボリュミーなセット。

そのセットを、父親は完食します。

うな重は、飲み物を飲むような勢いだとか。

どうも父親は、食欲がないわけではなさそうです。

 

サービス付き高齢者住宅の選択をめぐって

今の高齢住宅への入居を決めたのは、

①築浅で施設が明るくきれい。しかも、夫婦部屋が空いていたこと。

②それまで住んでいた自宅から近く、好きな時にはいつでも自宅に戻れる距離だったこと。

➂費用が年金で賄える金額だったこと。

④ケアマネジャーさんなど、スタッフに好印象をもったこと。

といった条件からで、食事の質については全く眼中にありませんでした。

現在の高齢者住宅の食費は一人月額48000円。一日一人1600円です。

金額からみれば、まずまずの食事が提供されるだろうと考えていました。

しかし、どうも「さにあらず」だったようです。

父親が入居している住宅の食事は、業者による外注。

業者サイドからみれば、できるだけコストを押えて利益を上げることを優先せざるを得ないのかも知れません。

 

高齢者にとっての食事の大切さ

父親は現在88歳。来月89歳になります。

足が不自由になり、外出はおろか、近くを散歩することもままなりません。

日々の楽しみは、「美味しいものを食べること」。

それなのに、高齢者住宅の食事は、「見るだけでげんなり」とのこと。

あと、何回食事がとれるのかわからないような最晩年は、「食事の質、イコール、生活の質」といっても過言ではないようです。

両親がそこそこ元気で、たまには買い物にでたり、ネットで好きなものを買えていた頃は、「とにかく、3食食事が提供されれば、それで十分」そう思っていました。

ところが、身体が不自由になるにつれ、施設の食事しか選択肢がない状況に。

その施設の食事が「げんなりする」代物では、体重がどんどんと減っていくのも不思議ではありません。

 

父親は、これから他の施設に移るのは現実的ではありませんが、もしもご両親の施設入所を検討されている方がおられたら、その施設の「食事」にも、関心を払うことをお勧めしたいと思います。

もちろん金額のしばりはありますが、施設のなかには、選択メニューを取り入れているところもあるようです。

「食べることは生きること」

思慮が足りなかったと反省しています。

 

 

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