還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

ああ、やっぱり折れていた。松葉杖生活のスタートです。

痛みはさほどないのに、腫れ方が普通じゃない。

もしかしたら折れてるかも?

少々心配になり、整形外科を受診。

 

「ああ、ずいぶん腫れたねえ」

「こことここが痛い?、ああ、典型的ですね・・・」

そんな医師の呟きの後はレントゲン。

台に起き上がろうとする私に、

「歩いてはりますけど、折れてますよぉ」と。

 

診断名は、右腓骨の剥離骨折。

足の外くるぶしの細い骨が靭帯によって急激に引っ張られ、縦方向に骨折線が入っていました。

ずれはないので、手術の適用はなく、ギブス固定の保存療法でいくとのこと。

今日はまだひざ下からつま先までの腫れが引かないので、シーネと呼ばれるプレートの固定のみ。

腫れが引き次第、ギブスで固定するのかどうか。

今日も、受診予定です。

 

今はとにかく、右足に負荷をかけないこと。

負荷がかかって骨がずれると、手術で固定することになるそうです。

というわけで、松葉杖を借り受けてきました。

 

もちろん家のなかでも松葉杖。

キッチンにもトイレにもお風呂にも、松葉杖。

杖の扱いには徐々に慣れてきそうですが、松葉杖は、ものが一切運べないのが不便です。

コーヒー1杯、お皿1枚も誰かに頼まなければ運べない。

しばらくは、わんこのお散歩も夫の役割。

夫に多大なしわよせがかかっています。

 

骨折は、命にかかわる問題ではありません。

時間の経過とともによくなっていくものですが、かなり生活の質を低下させると再認識。

・車の運転ができない

・外出にかなりの制限がかかる

・階段の上り下りに労力を要する

・ちょっとした物の移動が自分ではできない

・掃除機をかけたり、布団や洗濯を干したりができない

・宅急便などの来客の対応に時間がかかる

・移動動作すべてにわたって不安定で、慌てると転倒の危険性が高い

 

すでにリタイアした後ですから、仕事への影響はありませんが、現役の方ならば、通勤や仕事そのものへの影響は本当に大きなものがありますね。

 

骨折してしまった以上、今はしっかり治し、その後も後遺症が残らないようリハビリに努めたいと思います。

いずれは介護される身。

プレ被介護者を体験して、上手な介護のされ方を学び、両親の介護や夫の介護にも役立てたいと思います。

 

 

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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