いつも微笑んでいたいからー口角を上げるということ
そこにあるのは初老のおばちゃん
ふとした瞬間の自分の表情に、老いを感じ、驚くことがあります。
何かに集中していたり、考えこんでいたり。
誰かと会っているときには、多少は意識をしていても、自分の世界に入ると、とたんに口角が下がり、すべてを重力に委ねてそこにあるのは「初老のおばちゃん」。
あらら・・、これではいけないと、鏡に向かって口角を上げ、微笑んではみても、すぐに重力に負けてしまいます。
80歳を過ぎてもなお若々しい表情のマダムに憧れる
先日、テレビで拝見した80歳を過ぎたマダム。
年齢を疑いたくなるほどの若々しさ。
彼女は、「口角を上げましょう」、そんなお話しをされていました。
そこで納得!「やっぱり口角を上げるって大切よね~!」
すぐに意識が途切れてしまう残念な私
それ以来、できるだけ口角を上げるよう意識はしてきたつもり。
でも、気が付くと、やっぱりいつもの「初老のおばちゃん」。
「わかっちゃいるけどなかなかね~」な私でした。
若く見られたいからではなく、いつも微笑んでいる自分でいたいと意識を変えてみた
誰かと対面しているときは少しは意識ができても、自分ひとりになると、意識が飛んでしまうのはなぜかしら?
それは、他者にどう見られるか、見られたいかに軸足を置いているから。
自分がどうありたいかを中心に考えてみると、同じことでも、意識の持ち方が違うかも。
若く見られたいために口角を上げるのではなく、いつも微笑んでいる自分でいたいから。
そう考えてみると、何だか「口角を上げる」ということが、他の方からいただいたものではなく、自分のなかから沸き上がってくる、自分自身の願いのように思えて、しっくりくるではありませんか。
何事も、「他人軸」ではなく、「自分軸」で考える。
その大切さを再認識しました。