還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

日曜日のブランチに、ガパオライスはいかがでしょう。「美味しい、安い、簡単」の3拍子。夏休みにもうってつけ!

ゆっくり目覚めた日曜日。

「さぁ~て、何か食べたいな」と冷蔵庫をのぞいたら、挽肉と玉葱が少し。

そんな朝には、ガオパオライスはいかがでしょう!

 

みじん切りにした玉葱と挽肉を炒めて、オイスターソースとナンプラーで味をつけるだけ。。

要するに、タイ風の挽肉ご飯というところ。

卵があれば、半熟の目玉焼きをつけていただくと、

卵のソースとオイスターの甘辛さがベストマッチでございます(*^^)v

 

休日のブランチに良し、そして、夏休み中の子供のお昼にも最適。

何たって、材料費が安く、すぐにできて、ワンプレートで皿洗いも簡単!

パパ、ママの強い味方でございます!

 

全体像はこち

f:id:yuuhinooka:20170618064429j:plain

還暦女子の1食分なので、ボリュームに欠けます。ご容赦を💦

 

近寄るとこんな感じ

f:id:yuuhinooka:20170618064450j:plain

 

それでは早速レシピにいってみましょう!

材料(4人前)

・挽肉(豚でも合挽でも) 300g

・新玉葱みじん切り 半個分

・サラダ油 大匙1

・にんにく みじん切り 1かけ分

・赤唐辛子 お好みで

・調味料

 オイスターソース 大匙1.5

 ナンプラー 大匙1

 砂糖 小匙1(お好みで)

・ご飯 お好みの量

・半熟目玉焼き 4個 

・パプリカ 赤・黄色(あれば)少々

パクチー、バジル、またはカイワレ大根 適量

 

作り方

①半熟の目玉焼きを作っておく

②フライパンにサラダ油を熱し、にんにくのみじん切り、赤唐辛子、玉葱、パプリカを入れさっと炒め合わせる。全体にしっとりしてきたら挽肉を加えてさらによく炒める。

➂①に調味料を加え、さらに炒めたら、塩・こしょうで味を調える。

④皿にご飯をよそり、②と香味野菜、目玉焼きをトッピングする。

 

注)

①写真の挽肉のなかのグリーンは、さやいんげんです。茹でたさやいんげんを1センチほどに切り、挽肉と炒めると、さやいんげんの食感が楽しめ、ワンランクアップします。

②水分の多い新玉ねぎを使いましたので水は入れませんでしたが、普通の玉葱の場合には、水を大匙1加えてください。

ナンプラーの代わりに、醤油でもOKです。

 

よろしければお試しくださいませ(*^^)v

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

病棟のエレベーターの扉が閉まった夜ー上手に生きられなかった子育ての頃

このブログを始めてから、

子育て中のパパやママの日常を垣間見る機会が増えました。

私が子育てしていたのは、もう30年も前のこと。

昭和の最後から平成の始めにかけてです。

自分の子育てを思い返すこともしばしば。

そんなタイムスリップの瞬間に、ふと、ある光景が甦ってきました。

 

息子の病気

それは息子がまだ1歳のお誕生を過ぎて間もないころだったと記憶しています。

息子はアレルギー体質で、喘息の傾向がありました。

風邪をひくと、決まってヒューヒュー、ゼイゼイ。

昼間は熱が下がっていても、

特に夜になると咳こみ、熱も高くなって眠りも浅く、一晩中ぐずって眠らないことも。

当時、フルタイムで勤めていた私は、日中は子供を義父母に預け、夜間はこまごまとした家事と育児でてんてこまい。

夫は超多忙で、子どもの寝静まった深夜に帰宅する毎日でした。

 

ついに入院

そんななか、2~3日、高熱が続き、ほとんど眠らない夜を過ごした息子が、ついに入院することになりました。

当時、1歳児の入院には母親の付き添いが必須。

幾晩もほとんど眠れていなかった私は、幼児用の狭い柵付きのベッドに息子と二人、倒れ込んでしまいました。

点滴の管理をまだ医療機器ではなく人に頼っていた時代のこと。

付き添う母親は、子どもの点滴が詰まったりしないよう、見張っていなければならなといのに、私は襲ってくる睡魔には勝てず、アラームが鳴っても気づきもせずに居眠りばかり。

「お母さん、寝てばかりいないで、ちゃんと見ていてください!」と看護師さんに叱られました。

 

仕事が頭から離れない

そんな当時の私。

いつも頭から離れないことがありました。

それは、年度末を迎えて締め切りの迫った報告書の作成。

当時、一人職種として働いていた私は、自分が期日までに仕上げなければ、業務に穴をあけてしまうと思いこんでいました。

今のように、パソコンが普及していない時代の頃の話しです。

入院の荷物のなかに、風呂敷に包んだ大量の資料と電卓をしのばせ、息子が眠ったスキになんとか仕事をやってしまいたい。

いつもその機会を狙っていました。

 

エレベーターからもれる光

そして、入院して数日後の深夜のことです。

もう、明日までに仕上げなければどうしようもないというギリギリのとき、息子が寝息立てて眠っているのを見届け、そっと添い寝していたベッドから抜け出しました。

どこか仕事のできる場所はないかと風呂敷片手に病棟内をウロウロ。

そして、やっと見つけました。

病棟のエレベーターの扉が開いていて、そこから鈍い光が。

「あっ!ここならできる!」と思った私は、看護師さんに見つかってしまうのではないかとビクビクしながら、エレベーターからもれる光を頼りに、片隅のベンチに腰をかけ資料を広げました。

そして、「さぁ!」と、とりかかろうとした瞬間、突然、目の前が真っ暗に。

誰かが階下でエレベーターのボタンを押したのでしょう。

鈍い音とともにエレベーターの扉が締まり、エレベーターは階下に吸いこまれていきました。

 

エレベーターが動くことなど、考えずともわかるはずなのに、自分の浅はかさに笑いが込み上げるとともに、不覚にも涙が。

すぐに病室に戻ると、幸い、息子は寝息を立てて眠っていました。

子供が病気の時くらい、なぜ100%母親でいようとしてやれないのか、「良い母親」でいてやれない申し訳なさに胸が痛んだのを覚えています。

あれから30年。

母親が勝手に流した涙や胸の痛みなど知らない息子は、そろそろ立派な「おっさん」になりつつあります。

 

上手に生きる知恵を持ちあわせていなかった自分

こうして考えてみると、当時私は、ただただ必死なだけで、上手に生きる知恵を持ちあわせてはいませんでした。

もっと、周囲に助けを求めるべきだったのに、それができない私でした。

「母親としてしっかりしなければいけない」

「良い妻でなければならない」

「仕事に穴を開けてはいけない。迷惑はかけられない」

「弱音を吐いてはいけない」

「周囲に波風を立ててはいけない」

そんな気持ちが強く、知らず知らずのうちに背負いこみ、抱え込んでいました。

きっと、周りの人は、

「もっと頼ってくれればいいのに」と、きっと私の扱いに困ってもいたのではないかと思います。

これ以降、息子に弟が生まれました。

それでも、私のこの傾向は変わりませんでした。

 

今、ブログを通して、子育て真っ最中のパパやママが、

自分のなかにある感情に耳を澄ませ、自分の気持ちを大切にしておられる姿を拝見して、本当に心強く、応援したい気持ちでいっぱいになります。

そして、上手に生きられなかったあの当時を振り返り、文章に綴ることで、自分の生きて来た道のりが多少は整理できるような気もしています。

ブログという手段を通じていただいたご縁のありがたさを痛感しています。

 

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

ザーサイとナンプラーがあなたをタイへと誘う! さやいんげんと豚肉のアジア風炒めはいかがでしょう

私が作る野菜と豚肉の炒め物というと、

ガーリックと塩で味をつけるか、

味噌だれをかけて和風にするか、

カレーパウダーを入れてカレー風味にするか、

バリエーションとしてはそんなところ。

 

ちょっと違った味、変わった炒め物が食べたいなぁとチャレンジしたのがこちら。

「さやいんげんと豚肉のアジア風炒め」です。

 

上からの景色はこち

f:id:yuuhinooka:20170614110305j:plain

 

横から見た景色はこちら 

f:id:yuuhinooka:20170614110345j:plain

 お肉の回りにあるみじん切りの正体。

それは、ネギとザーサイ。

このザーサイが、いい仕事をしてくれました(^^♪

そして味付けは、塩とナンプラー

 

ザーサイとナンプラー、このクセのある組み合わせが、いんげんの甘みを引きだし、「食べ始めたら止まらない!」

 

さっ、早速レシピのご紹介です。

 

材料(2人分)

・さやいんげん 200g

・豚薄切り肉 100g

・ごま油 大匙1

・塩 適宜

・長ネギ みじん切り 1/2本

・ザーサイ 細かく刻んだもの 大匙1

・しょうが、にんにく みじん切り 各大匙1

・赤唐辛子 お好みで

・調味料

  酒 大匙1

  ナンプラー 小匙1 

  塩・こしょう 適宜

 

作り方 

①さやいんげんは洗ってヘタを取り、熱湯でさっと茹でてザルに上げ、水分を切っておく。

②豚肉は、幅5ミリ程度の細切りにしておく。

➂フライパンを熱し、ごま油を入れたら豚肉をさっと炒め、塩で下味をつける。さやいんげん、ネギ、ザーサイ、しょうが、にんにく、赤唐辛子を加えてさらに炒める。

④味がなじんだら、酒、ナンプラー、塩・こしょうで味を調える。

 

注)

①野菜は、さやいんげん以外に、アスパラガス、モロッコインゲなどでも美味しいです。

②豚肉以外に、牛肉、鶏肉でもOK!

➂一部のザーサイ市販品のなかには、塩蔵のものがあり、死ぬほど塩辛いです。その場合には、水に浸して塩抜きして使ってください。

ナンプラーのかわりに、醤油でもいいです。

 

ビールのお供に、ご飯のおかずに、よろしければお試しくださいませ(^^♪

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

 

人は、人生の下り坂に耐えて生きるのだろうか

ふと目に止まったこちらの記事

 

blog.tinect.jp

 

今年60歳を迎え、「おばさん」から「おばあさん」の入り口に差し掛かった私は、興味深く拝読させていただきました。

「人生の下り坂に耐えて生きていけるのか」というフレーズが何とも刺激的。

「果たして私は、今、人生の下り坂に耐えているのだろうか?」と問いかけてみました。

年を重ねることに対する捉え方は、それまで生きて来た人生の道のりによって、そして今、生きている環境によっても大きく異なります。

ですから、一般化するのはなかなか難しい。

ここでは、あくまでも「私」という個人的な経験から、「人生の下り」について考えてみたいと思います。

 

私は、どのように人生を上ってきたのだろうか

私の人生の転換点は、仕事をリタイアした時点にありました。

リタイアするまでは、ひたすら「坂を登る」といった感じ。

それなりにキャリアを重ね、起業してからは、前年度よりも今年度、今年度よりも来年度、業績を上げなければならないという絶対的な命題をクリアすべく、前だけを見て坂を登ってきました。

「もう、今回は、この坂を登れないかも知れないな」と思ったこともしばしば。

それでも、がむしゃらに進んできました。

 

登りの推進力は

そのがむしゃらな推進力の大元は、使命感と役割意識。

とてもピュアな気持ちで、「これを社会に広めなければ」と使命感に燃えた時期もありましたし、スタッフを雇用している以上、何としても給料を支払わなければならないという経営者としての使命感、役割意識もありました。

さらに、妻として嫁として、母親として、家事や育児にも頑張らなければならないという役割意識もありました。

「自分がどうしたいか」よりも、「自分が何をしなければならないか」を考え、常に「TO DO」リストで頭はいっぱい。

少々のことで揺らぐわけにはいかない自分を支えるために、「些細なことには目をつぶる」「とにかく立ち止まってはいられない」という処世術が身についていきました。

ひたすら前に進もうとする私。

子供をはじめ、周囲の人の声にどれほど耳を傾けられていたのか、その時はただ必死だったけれど、きっと周囲の人を傷つけてきたに違いない。

今となっては、あの頃の自分の未熟さを恥じることもしばしばです。

 

坂を登っていたときの自分

人生の坂を登っている時期は、今考えてみても、ずいぶんと傲慢で不遜な自分だったと思います。

そのようなある種の万能感がなければ、とても生き抜いてはいけない・・そう感じたこともありました。

その反面、他者からの評判や批判に過剰に反応し、傷つきやすい自分も。

そして、常に外向きの自分と内向きの自分が同居して、言いようのない孤独感がついて回っていたように思います。

 

私は、どのように人生を下っているのだろうか

そして、「もうこれ以上は限界」だと感じ、数年のソフトランディングを経て、リタイアした私。

リタイアした後の数年間は、あれこれあったものの、ここ最近になってリタイア生活にも馴染んできました。

今の生活は、前に進む必要もなく、坂を登るためのエンジンも必要ありません。

昨年よりも今年、今年よりも来年と成果を上げる必要もなく、ただその日一日が終わる時に、「ああ、今日もいい一日だったな」と思えることが最大の目標。

経営者、上司、嫁、母親など纏っていた数々の役割からも自由になり、あとは両親を看取る娘としての役割を残すのみ。

「やらなければならないこと」のリストは驚くほど少なくなり、「やりたいこと」リストが膨らんでいます。

役割という衣が軽くなったことによって、「私はどうしたいの?」「私は何が好き?」と問いかける機会が増え、この年になってやっと自分と向き合い、自分を大切にすることを学び始めています。

今は、それまでないがしろにしてきた「自分」を喜ばせることが最大の課題。

リタイア後に始めたお料理、ダンス、水彩画で、自分が元気になっていくのを感じています。

 

 

上りと下りの視界とメンタル

坂を登っていた時期は、ひたすら前を向くのみ。視界には、延々と続く坂しか映ってはいませんでした。

坂を下っている今は、視界は良好です。

周りの景色も良く見え、それらが織りなす美しさも目に飛び込んできます。

「ああ、こんな世界があったんだ」と呟くことも少なくありません。

「人生の可能性は年をとるほどに小さくなる」と考える向きもあるようですが、私は、下り坂になってやっとみつけた楽しみに可能性をかけてみようと思っています。

そして、人生の坂を登っていた時の言いようのない孤独感、気持ちの揺らぎからもずいぶんと自由になりました。

仮面を被って他者の評価を気にする必要もなくなったからだと思います。

ただ、若いころの未熟さを思いだして、胸が痛くなることはあります。

ただこれも、多少は成熟したしるし。

人生は後悔と自責の繰り返し。ここから逃れることはできないのだと思います。

 

再び「私は人生の下りに耐えているのか?」

もう一度、人生の下りに耐えているのかと問いかけると、答えはNO。

下りには、上りにはない視界の広がりや、本当の自分自身との出会いがあり、むしろそれまでとは異なった可能性を拡げるチャンスだと感じています。

もちろん、私の今の年齢だからこそ思うことで、70代、80代になればまた違った世界が拡がることでしょう。

ただ、「人は人生の下りに耐える」という表現にやはり違和感が。

「上りは良くても下りは悲惨」

この高齢社会に生きている私たちです。

そんな年を重ねることに対するネガティブなイメージを、若い方には持っていただきたくないというのが正直なところです。

「登り切った後でしか見えない人生の贈り物がそこにはある」

そんなことを多少は感じていただけるような生き方をしたいと感じています。

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

スィートチリソースとポン酢のコラボ!意外な組み合わせが光る「牛肉のチリソ-スサラダ」

スーパーのお肉の特売でゲットした牛肉の薄切り肉。

炒め物やすき焼き風の煮物も美味しいけれど、昨日は、牛肉と香味野菜でサラダ仕立てにしてみました。

ソースは、スィートチリソースとポン酢のコラボ。

この意外な組み合わせ、クセになる美味しさです!

 

こちらが、その「牛肉のチリソ-スサラダ」

f:id:yuuhinooka:20170616050440j:plain

 

近寄ってみるとこんな感じ

f:id:yuuhinooka:20170616050459j:plain

お酒のお供にも、ご飯にも合います。

作り方は、牛肉をゆでて和えるだけ。

おもてなしの一品としても優れものです(^^♪

 

ではでは、レシピのご紹介です!

 

材料(2人分)

・牛の薄切り肉 150g

・セロリ 10センチ

・みょうが 1個

・青じそ 3枚

・ソース

 スィートチリソース 大匙1.5

 ポン酢 大匙1.5

 

作り方

①牛肉は、沸騰したお湯にさっとくぐらせる。

②セロリは縦半分に切って、薄い斜め切りに。みょうがも縦半分に切って千切りに、青じそは、千切りにしておく。

➂ソースの材料を合わせ、ゆでた牛肉、セロリ、みょうが、青じそを和えて、皿に盛り付ける。

 

これから暑くなり、食欲が減退しがちなときも、さっぱりといただけます。

ゆでて和えるだけという簡単クッキングなのも嬉しいですね。

 

よろしければ、どうぞお試しくださいませ。

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

反省!高齢者施設の選択は、食事の質を重視すべきだった

昨日電話で、

「どうも食欲がなくてさ、普段は60キロあった体重が、昨日測ったら、54キロしかなかったんだよ」と父親

半年前に母親が倒れて長期入院中。

父親自身も転倒し、車イス生活を余儀なくされていました。

食欲不振は、心労と体調不良によるものが大きいとは思いますが、あながちそれだけでもなさそうです。

 

飯がまずい、まずくてかなわん!

両親ともに、3年前にサービス付き高齢者住宅に入居した直後から、「食事がまずい」と訴えていました。

見る限りにおいては、彩りもよく盛り付けられ、高齢者の食事としては遜色ない印象。

父親は、若いころから食いしん坊の健啖家で、「うまいものを食いたい」が口癖の人でした。

「きっと、またいつものわがままなのよ」そう姉と話していました。

しかし、ここ数か月、父親がどんどん痩せていく様子を見ていると、施設の食事内容がやはり気になってきました。

そんな時、姉が

「いや~、あれでは本当にかわいそうだわ。今日の晩御飯、かったいボソボソのピラフに、ゴミみたいなサラダ。白湯にちょっと味のついたスープ。それだけだもんね。あれじゃあ何が何でもかわいそうだわ」と電話で溜息をついていました。

 

外食では旺盛な父親の食欲

週に2~3回、姉と叔母が父親を外食に連れて行ってくれています。

今の父親のお気に入りは「鰻御膳」。

たっぷり1人前はあるうな重に、天婦羅、煮物、赤だしのついたボリュミーなセット。

そのセットを、父親は完食します。

うな重は、飲み物を飲むような勢いだとか。

どうも父親は、食欲がないわけではなさそうです。

 

サービス付き高齢者住宅の選択をめぐって

今の高齢住宅への入居を決めたのは、

①築浅で施設が明るくきれい。しかも、夫婦部屋が空いていたこと。

②それまで住んでいた自宅から近く、好きな時にはいつでも自宅に戻れる距離だったこと。

➂費用が年金で賄える金額だったこと。

④ケアマネジャーさんなど、スタッフに好印象をもったこと。

といった条件からで、食事の質については全く眼中にありませんでした。

現在の高齢者住宅の食費は一人月額48000円。一日一人1600円です。

金額からみれば、まずまずの食事が提供されるだろうと考えていました。

しかし、どうも「さにあらず」だったようです。

父親が入居している住宅の食事は、業者による外注。

業者サイドからみれば、できるだけコストを押えて利益を上げることを優先せざるを得ないのかも知れません。

 

高齢者にとっての食事の大切さ

父親は現在88歳。来月89歳になります。

足が不自由になり、外出はおろか、近くを散歩することもままなりません。

日々の楽しみは、「美味しいものを食べること」。

それなのに、高齢者住宅の食事は、「見るだけでげんなり」とのこと。

あと、何回食事がとれるのかわからないような最晩年は、「食事の質、イコール、生活の質」といっても過言ではないようです。

両親がそこそこ元気で、たまには買い物にでたり、ネットで好きなものを買えていた頃は、「とにかく、3食食事が提供されれば、それで十分」そう思っていました。

ところが、身体が不自由になるにつれ、施設の食事しか選択肢がない状況に。

その施設の食事が「げんなりする」代物では、体重がどんどんと減っていくのも不思議ではありません。

 

父親は、これから他の施設に移るのは現実的ではありませんが、もしもご両親の施設入所を検討されている方がおられたら、その施設の「食事」にも、関心を払うことをお勧めしたいと思います。

もちろん金額のしばりはありますが、施設のなかには、選択メニューを取り入れているところもあるようです。

「食べることは生きること」

思慮が足りなかったと反省しています。

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

エリンギさん、あなたは偉い!「美味しくなかったらお金返します」って言うくらいのオススメ。エリンギのフライ

レシピのご紹介をしてから約1週間。

どなたかのお役に立てているとしたら、それは本当に嬉しいこと。

ご紹介した一品が、誰かの食卓にのぼっていることを考えると、ついつい頬がゆるんでしまいます。

「明日は、何を?」と考えることも楽しみのひとつ。

そんななか、とっておきのアレをまだご紹介していなかったことに気づきました。

 

とっておきのアレとは、「エリンギのフライ」。

ただ、エリンギに塩・こしょうをして、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げるだけのシンプルな一品です。

 

f:id:yuuhinooka:20170614180131j:plain

(とっておきのコレなのに、揚げムラが💦すみません・・)

 

(ここからは、ジャパネットタカタ風でお願いします(^^)v)

皆さ~ん!

とにかく、これは驚くほど美味しい!

揚げたてを頬張ると、サクサクの食感とともにジュワーっとエリンギの旨味が口いっぱいに広がりますよ~!

まさに、「幸せ~♡」っていう感じ。

美味しくて、ヘルシーで、そのうえ、安い!

そしてそして、作り方も簡単!

主婦の力強い味方です。

どうです、すごいでしょ?

このエリンギ、今ならどのスーパーでも手に入ります!

さっ、決断はお早めに。

今夜のおかずは、これで決まりです!

 

なんちゃって・・・💦

 

本当にこのエリンギフライは優れもの。

1パック、98円で二人分のメインディッシュが出来上がります。

エリンギは、季節を問わずいつでも100円前後の安定価格で、しかも全国どこにでも売っています。

エリンギさんは偉い!

このフライを食べると、つくづくそう思います。

いつも、豚のヒレカツも一緒に揚げるのですが、私も夫も、ヒレカツよりもエリンギフライに手が伸びます。

お客さんがいらした時のおもてなしの一品としても、よく作ります。

 

食べ方は、アツアツを塩でいただくのが一番。

お好みでぎゅっとレモンを絞っても。

 

どちらさまも、よろしければぜひお試しくださいませ。

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村