還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

使いきれずに捨ててしまうことってありますか?ーリタイア後の夫婦の家事分担

冷蔵庫にある食品、食べきれずについつい捨ててしまうことってありますか?

夫も私も仕事をしていた頃は、冷蔵庫にお肉や魚があることがわかっていても、疲れているからとついつい外食したり、お惣菜を買ったり。

もったいないことに、食品を捨ててしまうことがよくありました。

今は、二人ともリタイア。

「気持ちよく暮らす」そのこと自体に、時間とエネルギーをかけることができるようになりました。

どうしたら、買い求めた食品を、新鮮なうちに効率よく、食卓に並べて美味しく食べきることができるか、そんなささやかなことにチャレンジするのが、楽しみにもなっています。

 

物の管理が苦手な私

昔から、私はそもそも物の管理が苦手です。

安いからと買いこんで、狭いスペースに押しこんでみたものの、消費期限が切れてしまって結局捨てるハメになったり。

反対に、「今なきゃ困る」という時に、ストックを切らしてしまったり。

何度も同じ失敗をしてきました。

 

そこで夫の登場

そこでリタイア後、私たちは選手交代をしました。

夫が、食品と、洗剤・石鹸類など日常生活用品の管理全般を引き受けてくれるようになりました。

夫は、必要な時に欠品?していること、物が余って廃棄すること、この二つを回避することに真剣に取り組んでいます。

夫のやり方はこうです。

お醤油などの調味料、トイレットペーパー等の日常生活用品は、おおよそストックしておく量を決めているようです。

そして、ストックすべき量がなくなったら補充する。

調味料や飲料水など賞味期限のあるものは、古いものから順に並べて、常に古いものから使えるようにしておく。

1日1回は、冷蔵庫内をチェックし、今日中に使い切る必要のあるものをリストアップする。

そんなやり方で、ほとんど食品を廃棄することはなくなりました。

 

朝の会議

朝、私たちは、ちょっとした会議のようなことをします。

「卵が3個、古くなってきたので、今日中に使い切ってください」

「青梗菜も、このままではしなびてしまうので、よろしくお願いします」

「豚肉の薄切りよりも、挽肉の方を先に使ってください」などなど。

そして、私がキッチンに立つときには、それらの材料を冷蔵庫から出して並べてくれているので、忘れることがありません。

目の前の材料でメニューを考え、お料理するのは私の役目です。

 

相手の得意とするところにうまく頼って

私は、目の前の材料をどうしたら美味しくお料理できるかを考えることは好きですが、どうも視野が限定されてしまって、広く全体像を把握するが苦手です。

一方夫は、「我が家に何があって何が足らないか」など、全体像を把握するのが得意です。

リタイア後は、お互いに相手の得意とするところにうまく頼って、暮らしを楽しむ。

そんな暮らし方のコツがわかってきたように思います。

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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