還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

受け身では何も学べない。自分の人生にOKを出すのは「前のめりの姿勢」。

皆さんは、何か「お稽古事」をしておられますか?

最近ハマッている趣味をお持ちでしょうか?

写真、お料理、お茶、お花、絵画、編み物、手芸、ダンス、囲碁、将棋、英会話、筋トレ、ズンバなどなど、この場を通して楽しんでいらっしゃる様子を拝見するのもブログの楽しみのひとつです。

 

この趣味というもの、やはり、始めたからには、少しでも上達したいと思い、「前に進んでいる」という実感がモチベーションになって、また頑張れますね。

いくつになってもそれは変わらない学びの基本のように思います。

かくいう私。ここのところ、少々停滞気味。

このことを、昨日のダンスのレッスンで実感しました。。

 

「熱しやすく冷めやすい」

そんな私も、ダンスを学び始めて4年が経ちました。

1年目、2年目は、パーソナルレッンを受け、本当に小さな催しですが、ソロで踊る機会にも恵まれました。

運動オンチ。ダンスの経験全くなしの私。

それでも、「一歩でも前に進みたい」という気持ちが抑えがたく、自宅でも毎日のように練習していたものです。

 

ところが、ここ2年間に、2度の手術を受けたり、両親介護問題に直面したり。

細々と仲間とレッスンは受けていましたが、どうも身が入らず。

今日も、「お休みするのはいけないな」そんな消極的な気持ちでレッスンを受けてきました。

 

で、結果は・・。

2年前に身に着けたことの多くはどこへ?

何とも達成感のない、ただ「行ってきました」というだけの1時間半。

「これではいけないな」とつくづく感じた時間となりました。

 

原因は、受け身になっていたこと。

自分で望んで受けているレッスンなのに、いつしか「身体を動かすだけでもいいか」となんだか消極的に。

もっともっと貪欲に学び取る姿勢がないと、ほとんど何も学べず、何より自分が納得できない結果になることを実感しました。

 

考えてみれば、職場のスタッフの育成でも同じことですね。

新卒で始めは未熟でも、貪欲に学ぼうとする姿勢があれば、驚くほど成長が早いのに、中途採用で経験があるスタッフの場合には、「そんなことはわかっている」という気持ちが邪魔をして、なかなか変化が起こらないことも。

目の前の宝物に手を出すかどうかはまさにその人次第。

前のめりになって、すべてを吸収しようとする姿勢こそが人生を豊かにするのではないでしょうか。

 

 昨日の自分より今日の自分が、1センチでも前に進めるように!

そんな気持ちを、生涯持ち続けていけたら、きっと自分の人生にOKを出せるような気がします。

  

 

目を通していただきありがとうございました。

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