還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

これってゴッドハンド?半信半疑、摩訶不思議!夫の身体の痛みがなくなった。

ここ半月ほど、夫は首の痛みと同居中。

最盛期には、ロキソニンで抑えていないと、突き上げるような痛みに思わず声を上げてしまうほど。

夜も寝付けないことがあり、傍でみていても気の毒なほどでした。

 

痛みの場所は、耳と首の境目当たりの微妙な位置。

受診するにもどの科がいいのか?

首なら整形外科か?

耳なら耳鼻科?

三叉神経痛という線も捨てがたく、それならば神経内科か?

 

あれこれ迷い、結局はまずは耳鼻科受診。

ところが耳鼻科的にはなんら問題ないとのこと。

「寝違い」じゃないですかぁ?ということで、筋肉のコリをほぐすお薬をいただき様子をみていましたが、やはり痛みはあるもよう。

心配性の夫は、「腫瘍ができているのかも。これは大学病院でCTとMRIを撮ってもらったほうがいいかなぁ」と。

 

そんなとき、ジムで知り合った友人が、とある接骨院で頑固な腰痛を2回の施術でピタッと治してもらったとう話しを思い出しました。

夫も乗り気になり、早速昨日、受診の運びとなりました。

 

以下、夫の話しです。

まず接骨院の待合室には、「ここで長年の痛みから解放された」といった患者さんからの感謝のメッセージが、まるで居酒屋のポップのように張り出され、「ゴッドハンド」なる言葉も踊り、期待感はうなぎ上り。

 

診察室で出迎えたくれた先生は、お歳の頃、40代後半?

首の右側が痛いという夫の訴えが聞こえたのか聞こえなかったのか、全くお構いなしに、夫の背中側に回り、まずは肩甲骨のチェック。

「ああ、右が固いですね。」というなり、「はいこっち向いて」と左右両側から後ろに振り向かせ、「これが見えますかぁ?」と。

「ああ、やっぱり右側の可動域が落ちてますねぇ」と先生。

そして右手首を肩の位置まで上げて、もう一度トライ。

するとどうでしょう!

今度は、右側の動きが良くなって、さきほど見えなかった背中の後ろに立つ先生の手が見えたというではありませんか。

そして先生は、「〇〇さんの痛みは、手首から来てますね」とおっしゃり、「手首の捻挫です」と診断名を告げたのでした。

 

「えっと、痛いのは首なんですけど・・」と夫。

先生は、「その首の痛みの原因は手首なんです。捻挫です」と。

「あれっ?手首は、全く何ともないんですけど」となおもくらいつくと、「手首は、バイバイしただけでも捻挫しますから」と平然とおっしゃる。

「バイバイしただけで捻挫なんて、なんぼなんでもそりゃないだろう・・」と思ったものの、口には出せず、だだ黙っていたら、先生は、助手の方に

「手首のハイドロ10分!」と叫び、指示。

 

で、ハイドロなる施術を受けた夫。

要は手首を10分温めてもらったようです。

そして手首に、ごく簡単なテーピングのようなものをしてもらい、完了!

 

最後に、「どうですか?痛みは?」と先生に問われ、なぜだか少し楽になったような気がした夫。

「いいですね。少し楽になりました」と口走ってしまったそうです。

先生は、「そうでしょ、そうでしょ」とばかりに頷き、「じゃ、明日から毎日通ってください」と告げたそうです。

かくして、夫が痛い、痛いと日々さすっていた首に、一度も触れられることもなく、診ることさえされずに、診察は終了となったのでした。

 

手首の捻挫って言われても、手首なんか、うんでもなきゃ、すんでもない。

痛めた記憶が全くない。

そんなことをブツブツ呟いていた夫。

それでも、帰宅後は、徐々に首の痛みが取れたようです。

「ほんと、不思議なんだけど、痛くないんだよ」と半信半疑。

やっぱり「ゴッドハンド」なのでしょうか?

 

その接骨院では、身体の痛みや痺れ以外にも、花粉症や不妊症の治療にも力を入れているそうです。

まだ、実のところ腑におちてはいないのですが、東洋医学のパワーに触れた貴重な体験となりました。

さてさて、これから夫の首の痛みはどうなっていくのでしょうか?

これで完治したら、ホント、びっくり仰天です。

 

 

目を通していただきありがとうございました。

あしあとを残していただけると励みになります。 


にほんブログ村