還暦からの再起動

お料理レシピ、時々、遠距離介護や病気との付き合いなども。人生の下りを楽しむ還暦女子の日常です。

まな板、どのくらいで取り替えていますか?

まな板。

皆さんは、どのくらいの頻度で取り替えていらっしゃるのでしょうか?

我が家では、 毎日使っていたプラスティックのまな板を5年半ぶりに交換しました。

これは、驚きの「長期間使用」なのでしょうか?

実は、まな板を買いかえるという発想がほとんどなかったことに気づきました。

 

幼いころのまな板の記憶

それは、「薄汚れた黒い板」というイメージ。

母親が結婚して以来、ずっとずっと使っていたまな板は、木製のもの。

板の両端が腐ってボロボロになり、真ん中は経年劣化によって窪んでいました。

よって、何を切っても、最後まで包丁の歯が入らずにつながってしまうようになり、少なくとも10年以上は使ったところで買い替えたように記憶しています。

新しいまな板も、木製でした。

母親は、一日の終わりに、たわしにクレンザーをふりかけてまな板をゴシゴシと洗い、フキンで拭いてまな板を立てかけていました。

このまな板も、20年は使っていたように思います。

 

まな板って消耗品なんだ

よって、私のなかに、「まな板は長く使えるもの」というイメージが定着してしまったのかも知れません。

私がこれまで使ってきたのは、プラスティックの白いまな板。

木製のまな板のように、包丁によって中央が削られて窪むということもなく、もちろん、どんなに乱暴に扱っても割れるということもありません。

しいて言えば、細かい包丁の傷によって汚れが付きやすくなる程度。

 

それも、「キッチンハ〇ター」で漂白すれば、驚くほどキレイになります。

ところが、その漂白効果も、年月を経るに従って、だんだん短期間になっていきました。

最初は、月1回程度の漂白で大丈夫だったものが、2週間に1度になり、10日に一度、そして、最終的には、週1回以上の漂白が必要になりました。

さすがに、食品と直に触れるまな板。

頻繁に「薬」で漂白することが心配になり、思い切って新しいものと交換しました。

「まだ使えるのになー。もったいないなー」そんな気持ちもあり、新しいものに交換するのは、ちょっとした決断が。

そして、購入して驚いた!

なんと、今まで使っていたプラスティックの同サイズのものが1枚800円。

まな板って、消耗品なんですねー。

 

壊れていないのに、使えるのに買い替えることの抵抗

台所で使う鍋やフライパン、包丁、ボウルの類。

使える状態で買い替えたことはありません。

フライパンや鍋のテフロンは、どうしても劣化して焦げ付いてしまうので、その時には何の躊躇もなく買い替えますが、包丁は研ぎながら使っています。

包丁とお別れするときは、刃が摩耗して使い物にならなくなった時。

10年以上は使っています。

ボウルは、もう何十年も使っていますし、ステンレスのザルも、買い替えた記憶はありません。

 

洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの家電は、修理不能になれば「寿命」だとして買い替えてきましたが、台所用品は、「寿命」の見極めが難しい。

「使える」のに新しく買い替えることに、やはり多少の抵抗を感じます。

「消耗品」なのか、あるいはそうではないのか、なかなか見極めが難しいと感じています。

 

そうそう、新しいまな板。キムチを切っても、にんじんを切っても、まな板が染まることなく快適!

これならば、もっと早く交換すればよかったと思うことしきりです。 

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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