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還暦からの再起動

リタイア後に田舎暮らしを始めた還暦女子。それなりの「人生の旬」を綴ります。

愛情を傾けるとはどういうことなのか、考えさせられた友人の離婚

昨日、久しぶりに友人と再会しました。

その友人は、アラフィフ。1年半前に25年間の結婚生活にピリオドを打ち、現在一人暮らし。

ランチを共にしながら、友人が語った離婚に至った経緯とは・・。

 

亭主関白タイプの夫

元ご主人は、地方の小都市で実家の商売を継ぎ、その地域ではやり手の経営者。

仕事熱心で、生活費もキチンと入れてくれるし、所謂「飲む、打つ、買う」とはほぼ無縁の人のようです。

友人は、お金の苦労をしたことはなく、夫の女性関係に悩まされることもなかったとのこと。

ただ、このご主人、今時珍しい亭主関白タイプ。

「オレが養ってやってるのに」「女は家事をするのが当然」「女房が働けば、オレの顔が潰れる」と公言してはばからず。

友人は、結婚を機に仕事を辞め、3人の子育てに専念。

ほとんど自分の時間を持つこともなく、炊事、洗濯、掃除、子供の塾の送り迎え、地域の付き合いに時間を費やしてきたとのこと。

もともと、家事が苦手な友人。

「なかなか段取り良くできなくて。もっと遊べば良かったんだけど、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと自分を追い込んじゃった」と話していました。

 

田舎の気候や風習にも馴染めず

25年間の結婚生活。都会で過ごした始めの2~3年は楽しい日々が続いたものの、実家の商売を継ぐために田舎に転居してから、歯車が狂い出しました。

転居した先は、山々に囲まれた盆地。

いつも視界を山に遮られ、日照時間も短く、冬は冷え込みが厳しくかなりの降雪もあるようです。

「だんだん、息が詰まってくるんです。そこにいるだけで」都会で育った友人はそう話していました。

そして、周りは古くからそこに住む土地の人々。

「〇子さんいる~?」とチャイムも鳴らさずいきなり家のなかに入ってくる近所の人にびっくり。

プライバシーがまるでなく、いつ人が入ってくるかわからないその土地の風習にもなじめなかったようです。

 

話し合えなかった二人

「もっと話し合えれば良かったんですけどね」と友人。

「ここにいると、いつも山に視界が遮られて息が詰まる」と友人が訴えても、「こんな自然豊かなところのどこが悪い?」と元ご主人。

常に正論で諭すように話すご主人と、感覚的な友人。

「いやなの」「しんどい」「辛い」というメッセーを発すると、「なぜ?」という理由を求められ、正当な理由もなくそう感じるのは、我儘だと却下される。

そんな関係だったようです。

そして、次第に病んでいき、鬱状態に。

限界を感じ、下のお子さんが高校進学を機に別居し、離婚に至りました。

 

夫婦の相性

友人も言うように、ご主人は仕事熱心で、そこそこ家庭も大切にする「いい人」。

ただ、二人の相性が良くなかった・・わたしにはそう思えました。

家事や育児を生きがいとし、元ご主人のようなタイプの男性を頼りがいがあると感じる女性ならば、双方共にハッピーだったかも知れません。

ただ、友人の場合は、「正論で迫る夫」と「感覚的で説明が苦手な妻」との組み合わせ。

「どうせ言ってもわかってもらえない」「言うだけ無駄」「自分を抑えるしかない」

そんな積み重なりが、とうとう友人のなかで限界を超えてしまったように感じました。

 

感情をまるごと受け止め一緒に考える

それにしても、夫婦で話し合うとは難しいものですね。

友人からの一方的な話しなので、深い夫婦の関係性についてはよくわかりません。

ただ、友人が、「自分が大切にされている」「愛されている」という感覚が持てないまま過ごしたことは事実のようです。

「自分がどう感じようとも、理屈抜きで、夫は私の感情を受け止めてくれた」

「そして、どうしたらお互いにハッピーになれるのかを一緒に考えてくれた」

もし、そんな体験が友人にあったら、夫婦の関係性はより深まっていったような気もしています。

パートナーを大切にするとはどういうことなのか、愛情を傾けるとはどういうことなのかを考えさせられた友人との再会でした。

 

 

 

 

目を通していただきありがとうございました。

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