還暦からの再起動

リタイア後に田舎暮らしを始めた還暦女子。それなりの「人生の旬」を綴ります。

遠距離介護、夫の存在

昨年末に母親が脳梗塞で倒れて以来、この3か月間で計8回、片道5時間の道のりを帰省しました。

ほとんど私一人の帰省。夫は、2匹のわんこたちとお留守番。

通うのは私ひとりのだとしても、夫にも多大な影響が及び、また夫の支えなくしては、乗り切れないことを実感した3か月間でもありました。

 

まずはお金のこと

交通費だけでも1回3万円弱。ホテルの宿泊代を含めると、少なくとも5万円以上の出費となります。

リタイア後の家計に及ぼす影響は大きなものがあり、夫の理解なくしては、遠距離介護は難しい。そう実感することしきりです。

 

留守中の夫の生活は

短い時で1泊、長く滞在するときは、4~5泊になる遠距離介護。

私の留守中、夫は一人住まいとなります。

食事、洗濯、買物、わんこたちの散歩などこまごまとしたお世話、それらが夫一人の肩に。

結局、私は留守中の夫の食事を作って出かけることはありませんでした。夫が、「自分一人の分なんて、どうにでもなる」と言ってくれたからです。

夫は、普段から、食事こそ作りませんが、炊事、洗濯はお手の物。日ごろの夫の家事能力の高さに支えられました。

 

気持ちのサポートが何といってもありがたい

遠距離介護は、気持ちの重たいものです。

寝た切りとなった母、わけのわからないことを言いだす父、慣れない病室に長期に滞在するだけでも、心が疲れます。

それに加え、母親がいなくなって不安がる父親への対応、乱雑な室内・・。

行きの新幹線のなかでは、思わず溜息が漏れてしまいます。

そんな時、「頑張ってね、今頑張れば、必ず自分に返ってくるから」という短文のメールに頑張る力をもらいました。

 

話し相手、相談相手になってくれる存在

実家から戻った日は、ホッとする気持ちと、その都度新たな展開を迎えた両親のことで頭がいっぱい。

「あの調子で、母親は自宅に帰れるのかしら」

「こういうことが起こったらどうなるんだろう」

漠然とした不安を抱いているとき、それを言葉に出すことができて、一緒に考えてくれる相手がいるというのは、本当に救われます。

「お父さん、どうだった?」

そんな夫の問いかけに、滞在中に起こったことをあれこれ報告。

あーだ、こーだと二人で話しているうちに、考えても仕方がないことと、改善に向けて動いた方がいいことが整理されて、気持ちも軽くなっていきます。

現場にいた人間は、どうしても視野が狭くなってしまいますが、夫は良い意味で第三者の立場から一緒に考えてくれる存在。

視点の違いがあるからこそ、私も煮詰まらずにいられます。

 

プレイヤーは私一人でも、チームで取り組む

すこしづつ落ち着きを取り戻した感のある両親。実家への出動の頻度は少し減りつつあります。ただ、まだまだこれからが長い。

最近では、両親のことが私たち夫婦の会話の中心的なテーマになっています。

「今日の様子は、どう?」

父親から電話があると、そう尋ねる夫。

プレイヤーは私一人でも、チームで取り組むから何とかやっていける・・そんなことを感じる遠距離介護です。

 

 

 

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